サイクロンSOLIDのレイトレーシング比較です。
左が最近、右が10年以上前に作ったレイトレーシングCGです。
同じレイトレーシングでも、工夫しだいで改善はできるんだな。
そんな事を比較しただけです(;^ω^)
光源、マテリアル、環境マッピングなどが改善しています。
昔の僕がバカ過ぎましたからね。
少しは良くなってますがね。
サイクロンSOLIDのレイトレーシング比較です。
左が最近、右が10年以上前に作ったレイトレーシングCGです。
同じレイトレーシングでも、工夫しだいで改善はできるんだな。
そんな事を比較しただけです(;^ω^)
光源、マテリアル、環境マッピングなどが改善しています。
昔の僕がバカ過ぎましたからね。
少しは良くなってますがね。
関係ないけど、くだらない記事を一斉に削除しました。
アーカイブとして取っておきたかったのですが。
今となっては、つまらない記事だったので削除です。
このブログを見てる人は、3Dに一筋で生きている人だと思います。
だから、あまりにもおろそかなCGはいらないなと。
それで削除しました。
3Dを愛する人だけがこのブログを見ていると思います。
どのソフトを使っているかは人それぞれですが。
3Dへのこだわりは同じなのだと思います(;^ω^)
近頃作った腕時計デザインです。
頑張って作ったつもりですが、まあこんなもんかな。
モデリングとかけっこう適当なのですが、一応最低限はやっています。
サイクロンSOLIDではこれが限界でしょう。
モデリングは、ポリゴンの増やし方に制限があるので厳しい感じ。
マテリアルも研究するほどよくできて面白いです。
サイクロンSOLIDとKeyShot のレンダリングを比較してみました。
見ての通りの結果です。
サイクロンSOLIDもやればできる?なかなか健闘してると思います。
ただ光の調整は手動で非常に苦労します。
KeyShotはサンプルのままレンダリングしたものです。
グローバルイルミネーションのサンプルだけあり、色が反射している感じが出てます。
これは意図的に部屋全体を光らせてる感じがあります。
CGぽさが残るレンダリングにはなってます。
サイクロンSOLIDは出来るだけ自然の光を再現しました。
光源は天井1つですが様々なテクニックを使ってます。
どちらが勝ったのか?
判断は人それぞれだと思います。
そもそもレイトレーシングとグローバルイルミネーションは別物です。
それぞれの利点は発揮されてると思います。
LEDライトのイメージを作りました。
なんだかんだと苦労したのですが。
ライティング、質感に骨が折れました(;^_^A
サイクロンのクォリティー限界に挑戦です( ;∀;)
一応、製品化されて販売もするはず?!
サイクロンExpressは、レンダリングツールの草分け的な存在だったようです。
X68000版、PC98版、FM-TOWNS版があったようです。
価格は38万円くらいだったようです。
当時としてはレイトレーシングができる画期的ツールだったと思います。
モデリング機能もあったようですが、実態がよくわかりません。
モデリングとレンダリングは別ソフトだったと思います。
サイクロンSOLID3.0になって統合されたと思います。
このレンダリング画像を見る限り、とても綺麗で驚きます。
当時のマシーンでも時間をかければレンダリングできたということです。
日本ではレイトレーシングが一般的でない時代にです。
その先駆けとして、サイクロンExpressが活躍していたということです。
サイクロンSOLIDはレンダリングが綺麗だと言われていました。
当時、僕はその意味が理解できませんでした。
Windowsの3Dソフトでは、レイトレーシングは普通にありました。
レイトレーシングは、Shade3Dなどのソフトにも搭載されていました。
だからサイクロンSOLIDが、特別レンダリングが綺麗とは思いませんでした。
サイクロンSOLIDが本当にレンダリングが綺麗なのか?
いまだに謎だったりします。
ノイズや光の分散など特殊なレイトレーシングの映像。
レイトレーシングの実験
画像のノイズがありますが、わざと付けてる感じです。
その方がリアルな映像ができます。
他のレンダリングツールでもノイズのような処理があります。
普通写真というのは色が均一でないと思います。
光にはノイズとムラがあり、その方がリアルな映像になります。
ライトは自動ライトのみ使ってます。
このようなオブジェクトの場合は自動ライトのみが適切だと感じます。
サイクロンソリッドのレイトレーシングでリアル感を出してみました。
ライトは自動ライト25%、環境光なし、環境マッピング、レタッチで明るくしてます。
やはり光源の強さと光の当て方に苦労した感じです。
よく自動車のCMであるイメージですが、サイクロンSOLIDでも工夫すればできます。
森田さんから頂いた車データです。
VカツはVチューバー製作ソフトです。
いわゆるキャラクター製作ソフトともいわれます。
そして、キャラクターを動かす機能も備えています。
動かす機能は2種類あります。
・フェイストラッキング
・VRモーションキャプチャー
この2種類を備えているソフトはあまりないです。
キャラクター製作できて動かすこともできる。
そしてiPhone・androidにも対応している。
それがVカツの凄いところだと思います。
WEBカメラで顔をキャプチャーする機能です。
VTuberで配信するときによく使われる機能の一つです。
上半身を顔の表情含めて自由に動かすことができます。
フェイストラッキング専用のソフトは。
LIVE2D・FaceRigの2ソフトが有名です。
これは2Dイラストを3D風に動かすソフトです。
動きはかなり自由に動かせます。
多くのVtuberはLIVE2D・FaceRigを使ってます。
ただ、イラストを3Dにするには簡単ではなく。
外注に頼むと10万円くらいかかります。
しかも、元がイラストなので衣装を変えることができません。
衣装を変えるにはまた10万円かかります・・・
Vカツは3Dなので衣装の変更は自由に無料でできます。
衣装は30種類用意されており自由に変更できます。
毎回違う衣装でVtuberをやることも可能です。
Vカツのキャラクター製作機能は高いと思います。
顔・髪型・服装を細かくカスタマイズできます。
細かくカスタマイズできるぶん、難しさもあります。
でも最終的にはその人のセンスになります。
それなりのキャラクターを作るには気力が必要です。
Vチューバーを作るキャラクター作成ソフトはいろいろあるのですが。
その中でVカツというソフトを紹介します。
Vカツはどちらかと言えば中級者向けの3Dキャラクター作成ソフトです。
モデリングはプリセットされたキャラクターを修正して作成します。
顔・体形・髪型・服装・小物を選んで修正していくだけです。
個性的なキャラクターを作れるまでは、多少技術が必要です。
それでも気力さえあればキャラクターは作れます。
Vカツの凄いところは。
この3点だと思います。
この3点を備えているソフトはVカツだけだと思います。
つまり、Vカツのみで制作から配信までオールインワンなのです。
ちなみに、3Dキャラクター製作を外注に頼むと20万円以上はかかります。
それと同等なことがVカツで無料でできてしまいます。
・パラメータをいじって顔などをカスタム(カスタム自由度は高い)
・プリセットされたキャラクターが豊富にある(プリセットをカスタムする)
・服装・持ち物は200点以上用意されている(基本選択するだけ)
・レンダリングをカスタムできる(アニメ調の影、シェーディング調整)
・フェイスキャプチャー、VR機能が標準装備(キャラは自由に動かせる)
・マニア層が熱い作品を作っている(主にTwitterで活動?)
画像は僕が作ったキャラクター、WEBカメラで動かしているところです。
Vカツを利用したVチューバーを紹介します。
最後にドレスで登場してますが、衣装が豊富なのもVカツならではです。
初心者向けのVチューバー作成&配信ソフトもあります。
・カスタムキャスト(スマホ版、簡単にキャラクター作れ配信できる)
・リアリティー(スマホ版、キャラクターで配信できるコミュニティ系アプリ)
・Vroidモバイル(スマホ、キャラクター作成と仮想空間で仲間と配信)
一般人にとってはこれらの方が使いやすいと思います。
ただ、カスタム自由度は低いです。
ある程度作れるようになると、不満がでてきます。
もう少し個性的なキャラクターを作りたいそう思い始めます。
そのときはVカツを使うのをおすすめです。
サイクロンSOLIDのレイトレーシングはとても綺麗だ?
そんな話を聞いたことがあります。
たしかに雑誌の記事ではそう紹介されていたようです。
真相は謎ですが、
恐らく安価なソフトの中ではレイトレーシングは綺麗だった。
そおいう意味なのでしょう。
個人的には他のソフトに比べて綺麗だと思ったことはありません。
他ソフトの方が綺麗だと思ったことはあります。
その後、ラジオシティやグローバルイルミネーションなどのソフトが出てきました。
当然、レイトレーシングは古いレンダリング手法と扱われることになりました。
光の当て方を工夫したので少しはリアルになった?
これはラジオシティをレイトレーシングで疑似的に表現したものです。
ラジオシティよりはグローバルイルミネーションに近いです。
粗性0%、鏡面性100%、金属製100%です。
奥の壁のみ青色、他の壁はすべて白色。
90度に曲がった通路、左から光源を照らしている。
それ以外は環境光も自動ライトもまったくゼロです。
しかし、光がまったく当たっていない部分も何となく明るい。
自然に近い表現にはなっている。
これは鏡面性100%にしているからで、光が反射している訳ではない。
ただ光が映り込んでいるだけ。
ただ、バンプマッピングを加えることで光が分散して映り込む。
また、金属製を加えることで本来の色味を表現できる。
つまりマテリアル(質感)の工夫に過ぎない。
レイトレーシングでラジオシティ風な表現は面白いです。
これが現在の3DCGソフトは自動的にできるのだと思います。
今となってはこれが普通の機能というかね。
上記が疑似的ラジオシティ、下記が通常レイトレーシング
こちらが通常のレイトレーシング結果です。
粗性100%、鏡面性0%、金属製0%です。
普通にレイトレーシングしたら光が当たってない部分は黒です。
物体に当たっても、そこで光は吸収されてしまいます。
光が反射することもないです。
ちょっと現実的ではないアンリアルな表現になります。
でもこれが本来のレイトレーシングなんだと思います。
本来のレイトレーシングは面白くないですね。
いかにもCGという感じがしてきます。
光の再現は本当に大事なんですね( ゚Д゚)
(グローバルイルミネーション風が上、通常レイトレーシングが下)
グローバルイルミネーションはサイクロンSOLIDでは不可能です。
レイトレーシングしかできません。
そもそもグローバルイルミネーションとは何でしょうか?
物体同志の光の反射を反映する。
つまり周りの物体から光を受けるような感じでしょうか。
これを実現するためには工夫が必要です。
・周りの光を映りこませる
・光のみで完全物体に映り込むことはない。
これを実現させるためにはバンプマッピングが必要です。
バンプマッピングで光を拡散させる。
更に、鏡面性を最大にして光を映り込ませる。
両方を設定すればグローバルイルミネーションぽくなります。
でもそれっぽくしただけで、レイトレーシングには違いありません。
あくまでも目の錯覚を利用したものです。
ランニングマシンをデザインしてみました。
これはベルト部分がなくて、足を滑らせて走る。
静音性に優れているという設定です。
(一般的なランニングマシンはアパートでは音がうるさくて使えません)
もしこれが本当にあったら画期的商品だろうと思います。
僕も是非欲しいです。
【技術的な説明】
サイクロンでは綺麗なCGを作るのは難しいです。
そこで鏡面性100%の独自マテリアルを使ってます。
通常は鏡面性100%にすると鏡のようになってしまいます。
そこでバンプマッピングで光を分散させています。
同時に多少は周りを映りこませることもできます。
これによりリアリティを出せます。
ただし、いまどきのレイトレーシングは?
これが自動的にできるのだと思います。
わざわざ苦労してマテリアルを設定する必要はないかと。
そう思うのです。