サイクロンソリッドは死んでいなかった(・∀・)!

サイクロンソリッドは死にました。ご愁傷になりました。ゲーム業界はリアルタイム・レイトレーシングを導入し、CGパースはフォトリアル時代に突入しました。サイクロンソリッドの時代は完全に過ぎ去りました。しかし、生きてましたサイクロンはまだ生きてました(・∀・)!

スケートボード立てスタンドデザイン

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スケートボードのスタンドデザインを作りました。

これくらいならサイクロンソリッドでも楽勝でできます。

レンダリングはこれが限界ですけど・・・

 

最近またモデリングをやってみて思ったのが、

20年やっててもまだ発見がある所に驚きました。

サイクロンソリッドは奥が深いです(低機能だけど)

低機能なぶん自分が工夫して作ってる感じがあります。

創意工夫とはまさにこのことです。

そして最後はイマジネーションが湧くかどうか?

ソフトの性能は多少関係ありますが、

最終的には問題でないのかもしれません。

solidThinking Evolveを試してみた。

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solidThinking Evolveの体験版を試してみた。

正直よくわかりません。

とてもマイナーな3DCADなのですが。

デザインするCADを探していたらこれを見つけました。

機能じたいは豊富にあって。

アイコン上で吹き出し文字もでるので割と親切なのですが。

それでも何がなんだかわからない。

初歩的な操作もままならない感じです。

マイナーなため解説書などもないです。

でもデザインするには向いてそうなCADです。

しばらく試してみます。

椅子のデザインやってみた。

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椅子のデザインをしました。

サイクロンソリッドの画面です。

相変わらず使いにくい部分はありますが・・・

逆にサイクロンだからデザインできるかもと思った所があります。

サイクロンは細かいモデリングが苦手です。

できるだけ少ないポリゴンで作らないと曲面が綺麗になりません。

だから嫌でもシンプルなデザインになります。

ですから、そのようなデザインには向いているということだと思います。

個人的にもシンプルなデザインは好きです。

当時の雑誌にサイクロンソリッド97の記事

 

 パドマガという雑誌の記事です。

発売直後の一番盛り上がっていた時期だと思われます。

これを期に開発が終了するとは・・・

残念ですね。

光栄が本気で開発したことは伺えます。

しかしながらCADと3DCGとのいいとこ取りが逆にあだになったのは言うまでもない。

どちらかに特化したら生き残ったかも知れない。

後の祭りですがね。

 

当時としてはレンダリングが早い。

ピンぼけ効果、フォグ効果、3Dリアルタイムプレビューなど最先端の技術を取り入れたはずなんですが、

そこそこは売れたはずなのですが。

インターフェースも改善されたのが逆に3を使ってた人には不評だったとも聞いたことがあります。

いや残念ですね。

 

ちなみに今使ってもソリッドモデラーとしては十分使えます。

大規模な設計でなければ全然使えるレベルのソフトです。

個人事務所などでは重宝すると思います。

 

今のCADや3DCGソフトは一般の人が気軽に使うことは不可能です。

専門の技術者でないと到底使えません。

一般の人が気軽に使えるのはサイクロンソリッドのみだと思います。

 

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サイクロンソリッドはWindows10では完全対応して神ソフトになった!

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サイクロンソリッド3&97はWindows10に完全対応しました。

つまり、97は完全動作が安定して使えるようになったということです。

これはとても画期的なことなのですが、とくに97は不安定だったのが解消して神ソフトになりました。

 

昔はレンダリングが遅くて、メモリも多く消費して、重たくて使い物にならなかったのですが。

現在は非常に軽くキビキビと動いていて、レンダリングもそこそこ早くなって快適になったです。

Windows95のマシーンと現在のマシーンでは比較にならないほどの性能の進化が感じられます。

おそらく100倍以上の性能になりました。

レンダリング100分以上かかっていたのが1分でできるようになったのです。

実際の僕の当時のマシーンから比較すれば480倍???のレンダリング速度になってます。

CPU DX4→Pentium2(20倍)→セレロン(4倍)→Pentium4(2倍)→CoreDuo(1.5倍)→Core i7(2倍)

 

すごいですね。

これからもサイクロンソリッドは使い続けます!

Windows10で動作がいい感じ!!!

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新しいVAIO S15を購入したのでサイクロンソリッド97をインストールしました。
問題なく動いています。
Windows10で今のところ非常に安定しています。

8.1からアップデートしたWindows10ではやや不安定だったです。
プリインストールされたWindows10では明らかに安定しています。
なぜだろう?

同じOSでも違うみたいです。
試しに97 Jr.に入っていたサンプルデータを読み込んでみました。
拳銃ですが非常に重いデータなのに問題なく動かせます。
グリグリと動かしてもソフトは落ちません。
ある意味よかったよかった(笑)

レンダリングはシングルコアにしか対応していません。
Corei7(4コア8スレッド)でレンダリングするとCUP稼働率16%しかなりません。
それでも昔のPCと比べると10倍ほどレンダリングが早くなったです。

 
 
 

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上記は僕の作品です。
僕は商品イメージにサイクロンを使うことが多いです。
まだまだ現役で使えるソフトです(笑)

フォトリアルは厳しいですが・・・・
普通に3DCGやるぶんには十分使えるのがサイクロンです。
とても20年前のソフトとは思えません。
これからも永遠に使い続けます(笑)

最新3DCGソフトとサイクロンを比較する

ここでは最新の3Dソフトについて。
どんな進化があったのか。
サイクロンとどこが違うのか。
比較したいと思います。
 
実は僕はちょっと興味があって。
modo601を購入したことがあります。
キャンペーンだったので。
少し安く購入することができました。
少し使ってみて。
サイクロンとどう違うのかわかりました。
それと同時に。
3Dソフトの進化に驚きました。
 
modoのリアルタイムレンダリングは。
レンダリング結果がリアルタイムに表示されます。
完全なレンダリング結果ではありませんが。
プレビューではありますが表示できます。
角度を変えてもリアルタイムにレンダリングされます。
これは凄いです。
modoのリアルタイムレンダリング

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それ以外にも便利な機能は色々ありますが。
僕には使いこなせませんでした。
機能があり過ぎて。
どのように覚えて良いのか。
わかりませんでした。
これは僕だけで無いと思います。

東京でmodoセミナーを開催しています。
実はこのセミナーは大変人気があります。
参加者募集が始まってから。
1日で定員になってしまいます。
僕は何とか予約を取ることができました。
セミナーに参加できました。
その内容は初歩的なものです。
モデリングの方法とか。
基本操作の初歩的な内容でした。
それでも多くの参加者が来ていました。
3Dソフトの基本操作でも難しい。
そういうことなんだと思います。

今の3Dソフトは機能が多すぎます。
そして難し過ぎます。
ちょっと触ったくらいでは理解できません。
もう少しどうにかならないものか。
初めての人でも覚えられるような。
シンプルな機能が欲しいですね。
簡単親切モードとか。
そんな機能があればいいです。

それに比べたら。
サイクロンソリッド97はわかりやすいソフトです。
比較的簡単に覚えられます。
機能はシンプルですが。
覚えるのは簡単です。
ある意味で理想的なソフトです。
これがサイクロンの長所と言えるでしょう。

Windows8.1対応のまとめです。

ここまで説明したことをまとめます。
サイクロンソリッドはWindows8.1にも対応しています。
3.0と97どちらも対応しています。
そのインストールもできます。
動作も問題ありません。
利用上の問題点について説明しました。

(Windows10では完全対応しています)

サイクロンソリッド3.0の利用方法
http://psyclonesolid.blogspot.jp/2014/05/30.html

 サイクロンソリッド97の利用方法
http://psyclonesolid.blogspot.jp/2014/05/vmware-workstation10pc.html

余談ではありますが。
このようにWindows8.1でも利用できます。
最新のPCで利用できるのです。
マルチコアには対応していませんが。
シングルコアでもそこそこ早く動くのです。
この進化は凄いです。
非常に高速にレンダリングできます。
当時のPCでは考えられませんでした。
おそらく比較したら20倍以上速いでしょう。
当時数時間かかっていたレンダリングが。
今は数分で終わるでしょう。
結果的に作業が早くなります。
そして完成度も上げることができます。
レンダリングが早いので。
何度も修正できます。
結果的にクォリティーも上げられます。

サイクロンソリッド3.0を振り返る

さていよいよサイクロンソリッド3.0の紹介です。
たぶんサイクロンユーザーには。
一番なじみ深いバージョンだと思います。
僕が最初に手にしたのもこの3.0です。
パッケージの雰囲気がいいですね。
鷹のパッケージが印象的でした。
何よりKOEIブランドなのにひかれて購入したような。
そんな記憶があります。

サイクロンソリッド3.0パッケージ 

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当時のPCはまだ低機能でした。
なので軽く使える3.0は最適でした。
しかし、最初使っていたPCが貧弱過ぎました。
メモリが16MBしかありませんでした。
ちょっとモデリングするとスワップして。
固まってしまった記憶があります。
今考えると最低でも32MBは欲しかったです。
そのPCはCPUも貧弱でした。
Pentium以前のCPUだったので。
レンダリングも遅かったです。
めちゃくちゃ遅かったです。
PentiumⅡにしてから。
そこそこ使えるようになりました。
ちなみに97と3.0を比べると。
レンダリングスピードは2倍ほど上がってます。

3.0のモデリングですが。
非常に癖のあるモデリングでした。
僕は最初まったく理解できませんでした。
どうやってモデリングしていいか。
マニュアルを見ても分かりませんでした。
いま見てもマニュアルは分かりにくいです。
サイクロン独特のモデリングです。
非常に個性のあるモデリングだなと思います。
初心者を寄せ付けないというか。
そんな風格のソフトでした。

実行画面

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ちなみにWindows8.1にもインストールはできます。
ここではインストール方法について説明します。
CD-ROMからインストールする訳ですが。
普通にsetupをクリックしてもダメです。
インストールできませんと表示されます。
まずはCD-ROM内のPSYSOL3のフォルダを開きましょう。
その中のsetupを右クリックします。
プロパティから互換性を選択します。
互換性はWindows95に選択してOKを押します。
そのsetupをクリックしてインストールしてください。
インストールできるはずです。

サイクロンSolid97 Jr.とは何だったのか。

サイクロンSolid97 Jr.というソフトをご存じだろうか。

僕は持っているのだが。
どこで買ったのか記憶にありません。
おそらくどこかで安く買ったのだと思います。
サイクロンSolid97の簡易的ソフトです。
オマケとしてヴァーチャパークも付いてます。
何かホビー向けという感じがします。
 
一応97なんですが機能に制限があって。
モデリングオブジェクト数は200個までに制限
レンダリングは640×480ピクセルに制限されています。
それ以外は97と全く同じ内容です。
制限があるので業務用には使えそうもありません。
サイクロン最後のバージョンとしては悲しい内容です。
パンフレットに書いてあるとおり入門ソフトなんですね。。。
 
サイクロンSolid97 Jr.のCD-ROMをのぞいてみると。
ユーザーの作品データが収録されています。
これは貴重なデータだと思います。
Jr.だけについている唯一の特典です。
これを見てモデリングなど研究するとよいでしょう。
と言っても既に入手するのは困難ですが。
ユーザーのモデリングデータ

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パンフレットにはサイクロン入門講座開設とも書いてますね。
確かに入門HPも開設していました。
期間限定ではありますが。
あのHPだけでも残しておいて欲しかったです。 
当時のパンフレット

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サイクロンソリッド97のOSでの安定度は?

サイクロンソリッド97は最新のOSに対応していません。
それでもWindows8.1でも動いています。
一応最新のOSでも動かすことはできます。
モデリングもレンダリングも普通に使用できます。
ありがたいことに最新のOSでも動きます。
おそらく今後の新しいOSでも動き続けるでしょう。

しかし、安定的に動くのはWindows9x系OSだけです。
仕様ではWindows95対応となっています。
でも実際にはそれ以降のOSでも動きます。
NT系のOSは安定していません。
特にNT4.0とXPは不安定です。
使用上問題があるくらい不安定です。
では実際に各OSでどのくらい安定して使えるのか。
個人的な使用感を書いてみます。

サイクロンソリッド97の使用感

  • Windows95:◎非常に安定的(使った事はないが)
  • Windows98SE:◎非常に安定的
  • WindowsME:◎非常に安定的
  • WindowsNT4.0:△不安定
  • Windows2000:◯そこそこ安定的
  • WindowsXP:△不安定
  • WindowsVISTA:◯そこそこ安定的
  • Windows7:◯そこそこ安定的
  • Windows8.1:◯そこそこ安定的

余談ですがサイクロンソリッド97でも2種類のバージョンがあります。
初期に発売された97はバグが多く不安定です。
その後に発売された97はパッチが入っておりバグがなく安定的です。
パッチはKOEIのHPで公開されていたと思います。
しかし、もう削除されています。
という訳で初期の97を買った人は悲惨な目にあった可能性があります。
97が不評な訳はこのような理由もあるようです。

VISTA移行のOSで動かすにはd3drm.dllが必要です。
ネットで検索してダウンロードしてください。
(違法なウィルスソフトもあるので注意)
サイクロンソリッドのフォルダに入れると動きます。

ちなみにサイクロンソリッドversion3はどのOSでも非常に安定的です。

VAIOノートとDellワークステーションをレンダリング比較

VAIOノートとDellモバイルワークステーションを比較
レンダリングスピードを検証しました。
古いVAIOを購入した理由は。
WindowsMEが搭載されているからです。
Windows9x系のOSはサイクロンSolid97が安定します。
非常に安定して使えます。
それ以降のOSは不安定です。
とても不安定です。
特にXP上で動かすと不安定です。
なのでWindowsMEが搭載されているVAIOを購入しました。

 

問題はレンダリングスピードです。
実際に検証しました。
それぞれのスペックを載せておきます。

●VAIOノート PCG-FX55G/BP
  モバイル Pentium III プロセッサー750MHz
  インテル SpeedStep テクノロジー対応

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●Dell precision M4700(モバイルワークステーション)
  Core i5-3380M 2.90GHz 2コア 論理プロセッサー数4
  ターボ・ブースト利用時の最大周波数  3.6 GHz 

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結果としては約8~9倍のレンダリング時間差がありました。
M4700の方が圧倒的に速いです。
ただソフトはシングルコアにしか対応していません。
M4700はデュアルコアなので性能は出し切れていません。
CPUは4スレッドありますがは33%しか稼働していません。
それでも約8~9倍のレンダリング時間差があるのです。

余談になりますが。
WindowsMEは必要なの?
そう思われるかもしれません。
サイクロンソリッド97を使う場合は必要です。
あった方が安心です。
非常に安定して使えるからです。
Windows9x系で使用すると安定します。
ソフトが落ちたり固まったりすることがありません。
安心して使うことができます。
これから古いPCを用意するのは楽ではありません。
ヤフオクでも難しくなっています。
用意したい方はできるだけ急いだ方がいいでしょう。

古いPCを入手するのは楽ではありません。
入手するのが困難になっています。
ヤフオクでも状態のよいPCはなかなかありません。
また、古いPCほどレンダリングスピードは落ちます。
極端に落ちます。
なのでXPの1つ前のWindowsMEが最適と思います。
それ以前のPCは極端に遅くなります。

ただ古いPCはメンテナンスが大変です。
HDDも弱っています。
バッテリーも弱っています。
そのような過酷なパーツを改善するのは簡単ではありません。
別途パーツを用意する必要もあります。

初音ミクのモデリング

サイクロンSolidで初音ミクをモデリングしました。
ここではどのような方法でモデリングしたのかご紹介します。

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モデリングで重要なのは頭の形ですね。
ここが一番重要です。
ここでは球をファセット化してから作りました。
ファセット化することで自由に変形できますから。
球を大雑把に変形させて頭の形を作ります。
顔の形も大雑把に変形して作ります。
 
鼻や目の部分はポリゴンの頂点を直接いじります。
頂点は自由に移動できるのです。
ただ、いじると顔全体が崩れる場合があります。
非常に繊細な作業です。
髪も球をファセット化して作りました。
何でもファセット化すれば簡単に変形できます。
ある意味、楽なモデリング方法です。
その代わり精密性はなくなります。
工業製品のモデリングには向きません。
ファセット化は大雑把なモデリング方法です。
 
目の部分はポリゴンを透明にしています。
ファセット化したポリゴンを部分的に透明にしてます。
この方法で目を作れます。
眼球は別途作って入れています。
眉・口も別途作っています。
 
服・袖・スカート・ネクタイはファセット化していません。
自由曲面でモデリングしています。
こちらの方が時間がかかっているかもしれません。

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レンダリング

サイクロンSolidの長所と短所

サイクロンSolidの長所と短所を説明したいと思います。
ここでは97版を例に説明しています。

長所
・機能が単純なので覚えやすい
昔のソフトなので複雑な機能はないです。非常にシンプルな機能なので初心者でも簡単に覚えられます。
・ソフトが軽いので低機能のPCでも使える
元々Windows95対応のソフトです。PCも低機能だった時代なので今のPCならサクサクと動きます。
・ソフトのバージョンアップ料金がかからない
バージョンアップしないのは欠点ですが、その代わり料金がかかりません。永遠に無料で利用できます。
・モデラーとレンダラーが統合されている
意外な長所と思われるかもしれません。単純にモデリングとレンダリングを交互にできるのは便利です。
・ソフトじたいは安い
もしソフトが入手できるならば安価に買うことができます。ヤフオクで入手できる可能性はあります。

短所
・レイトレーシングなので品質が落ちる
レイトレーシングしかないのは大きな欠点ですね。いまは色々なレンダリング方法がありますから。
・複雑なモデリングはできない
複雑なモデリング機能はありません。オブジェクトを変形させたりカットしていくモデリングになります。
・ソフトを入手するのが困難
今では入手する方法がありません。運が良ければヤフオクで入手できます。
・バージョンアップしない
開発が中止されているので今後バージョンアップしません。
・今のOSでは多少不安定
Windows8.1で動作しますが多少不安定です。Windows98SEで動かすと安定します。
・現ユーザーがいなくて情報がない
今では情報を公開しているサイトがありません。
・複雑なアニメーションはできない
単純なキーフレームアニメーションしかできません。アニメーションには向いてないソフトです。

レイトレーシングをフォトリアルに近づける

サイクロンソリッドのレンダリングはレイトレーシングとZバッファしか選択できません。
レイトレーシングも当時は中々綺麗でしたが、今見るとちょっと物足りないですね。
現在の3DCGソフトは高品質になっているので比べると見劣りしてしまいます。
しかしながら、レイトレーシングも設定次第でフォトリアルに近づけることができます。
いくつか実験してみました。

球体のレンダリング

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デフォルトの状態で球体をレイトレーシングしたもの
自動ライトが強く中央だけ光っていて周りは暗い 
 
球に少々映り込み、透過性を追加、スポットライトを3つ追加
環境マッピング追加、背景とピントぼけ追加、曲面の分割数10

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立方体のレンダリング
 

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デフォルトの状態で立方体をレイトレーシングしたもの
各面の色が単調で、上部は黒くなっている 
 
 面に少々映り込み、透過性を追加、スポットライトを3つ追加
環境マッピング追加、背景とピントぼけ追加 

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